個展のお知らせ「密生する迷宮」

【個展のお知らせ】

小林広恵個展
「密生する迷宮」
2025.4.19sat〜5.4sun
13:00〜18:00(最終日は17:00)
月曜日定休(ただし、祝日の場合は翌火曜日)

GALLERY APA fine room
名古屋市瑞穂区汐路町1-14 2階
名古屋市営地下鉄桜通線「桜山」下車徒歩8分
無料駐車場10台

今回はfine roomでの展示です。

Hiroe Kobayashi solo exhibition “Dense Labyrinth”
at Gallery APA 19,April-4,May
1-14Shioji-cho,Mizuho-ku,Nagoya, Aichi,Japan.

植物や花は、それ自体が迷宮のよう。複雑に絡み合う茎や葉が密度の高い空間を織り成す。
植物をテーマに、物語を豊潤に含む空間とその場の時間さえも描く中で、今回はよりモチーフに焦点を当て辿るように描く。

同時開催Main Roomは今村綾さんです。

小林広恵個展「if」5/11sat-5/26sun GALLERY APA

2023年はお休みを頂いておりましたが5月より再始動いたします。
植物や風景の感触・音・気温・時間など読み取り、フィクションの風景を混ぜ、画面・構図のリズム・強弱を大切にすることが割と自分の作品を構成していると思います。
新しい作品をお楽しみ頂けたら。

if  畏怖
Hiroe Kobayashi solo exhibition 2024
2024.5.11sat~5.26sun
13:00~18:00(最終日は17:00)
GALLERY APA 名古屋市瑞穂区汐路町/地下鉄桜通線 桜山下車徒歩8分/無料駐車場10台

魂に触れるとは(作品解説有)

小林 広恵 個展「魂に触れる前に」1月8日〜30日GALLERY APA MainRoom

足をお運びいただいた方、気にかけてくださった方、ありがとうございました。

(写真)「魂に触れる前に」2021 油彩・木材

さて、個展タイトル「魂に触れる」とは?というご質問を多く受けまして、長文になりますがご説明したいと思います。あくまで作品やタイトルはどのように受け止めていただいても良いかとおもいますので、自分の感じている事はこんなことでしたよ〜。というものです。必ずしもこうでなきゃいけない、みたいなものではありません。

「魂に触れる」とは、人の一言でパッと明るく軽い気持ちになったり、人の一言に傷ついて落ち込んだりします。そういった一言をかけられた時、魂に触れられた、またはそういった一言をかけた時その人の表情をみて魂に触れたのだと思います。

また、植物を育てていると水やりをするのですが、あげすぎても根腐れして枯れたりあげなさすぎてしおれたり季節によってもあげる頻度や時間を変えたりします。ずっと気にかけてあげることで適切なタイミングで必要な分だけあげる事ができます。

これは人も同じで、ちゃんと顔をみていなければ正論を言いすぎたり、甘やかしすぎたりします。またずっと気にかけていれば必要なときにその人を手助けすることができます。

そんな水やりのような愛情のことを制作中は考えていました。

作品「魂に触れる前に」は鏡を取り付け、人が映り込むようにしました。私は植物を描いていて何が一番面白いかというと、植物の生え方です。多種多様の植物が同じ場所に同時期に生えていて、葉のつき方、交互に葉が生えていたりギザギザだったり葉の表面に密に毛が生えていたり、まっすぐだったりツルだったり、複雑に絡み合って生息しています。それはまた人間や人間関係、また縁のようなものとリンクして考えていました。この絡み合い美しさをなしている植物の存在と時間とリンクする映り込む人の存在を表現したかったのだと思います。魂に触れる前に立ち止まって愛情の事を思い出したい。そんな感じです。

 

上の写真は「春にいる」(油彩・円形キャンバス・2022)というシリーズです。これは街路樹に雪柳とボケと黄色い花の枝が複雑に絡み合っていて、ピンクと白と黄色の花が一緒に咲いていて春らしくて、でも共存がなんとも面白いものでした。雪柳の小さな葉と、ボケの大きめのツヤっとした葉、そして花だけの枝。そのあり方が、私はとても興味深いのです。

 

Watering to you (油彩・エンジュ・2021)こちらはそのまま「君に水やり」というタイトルです。豊田市の花遊亭さんのお庭を描いたものです。野ばらやまさに多種多様の花たちをスタッフさんがお手入れを欠かさず作り上げています。お庭自体が作品なのでそれを描くのもどうかと思ったのですが、「お庭を部屋に連れて行く」という絵画の役割や、持ち運べる財産にするのが絵画という持論をもって作品にさせていただきました。手入れを欠かさない、って仕事かもしれませんがすごい愛情だとも思うのです。

 

こちらは「誰にも知られる前の魂」(油彩・エンジュ・2021)です。とても横長なエンジュの小口に描いています。

私はこれまで沢山の人に出会ってきたからこそ作品が変化し広がっていったと思っています。一人で絵だけを描いて美術の世界にいたら、Fサイズのキャンバスに描いて公募展に応募して終わり、変形のカタチに描くということはしなかったと思います。音楽の人に出会ってリズムの事を深めたり写真やダンサーの人に出会っては遊びながら表現を楽しむ事を知り、陶器の人とガス窯を借りたり、、そうやって作品の幅も広がって行きました。自分の心がワクワクするところ、を大事に色んなものに描くようになりました。

しかしそうやって人と出会う前も決して世界が狭かった訳でもありません。若さもあり精神的に幼かったけれどそれも自分です。両方あって自分なのですが、コロナ禍になり一人の時間が増えたことでふと思い出し、出会った人に感謝しつつ、その頃の魂について考えていたのです。

雨の雫、濡れた植物を描いていて、どこかリズミカルで雨も良いとおもう1日。切なくて暖かくて懐かしい。誰にも知られる前の魂はそんな感じです。

 

「離れ離れにならないで」(油彩・エンジュ・2022)

こちらもタイトルの意味を聞かれます。タイトルはほぼ後付けで考えるのが難しいのですが、、これもコロナ禍でほぼ人と会えないことと植物をリンクさせてタイトルをつけています。日本画の仏画や天井画でみられるような木材に絵の部分のみ白をいれてから描いています。描いているのは八重の豪華な品種のチューリップです。花が重たくて垂れているのがすこし寂しそうにみえたのです。とてもとても豪華なのに。コロナで会えなくても心まで離れ離れにならず、気にかけるって大事ですよね。多くの人に個展に来ていただくと一年に一度会うだけでも繋がりは途絶えず、これなくても気にかけてくれてもらうと、いい絵を描こうと思えます。

短いスパンで展示したりなかなか時間がない中で、でも時間がないののも言い訳にしたくなくて意地になってクオリティをあげたり。

これを書いているのは29日ですが、搬出が終わったら、すこしお休みして力をためて、またお目にかかれたら。

また、WSはコロナのオミクロン株の流行によりギャラリーオーナーのお子さんの学級閉鎖などにともない中止となったこと、楽しみにされていた方には誠に申し訳有りませんでした。この場で謝罪いたします。

個展「魂に触れる前に」

個展のお知らせ

2022年1月8日土曜日〜2022年1月30日日曜日

11:00〜18:00(最終日は17:00まで)定休日:月曜日

GALLERY APA Main Room

小林広恵個展「魂に触れる前に」

2022年のトップバッターを努めさせていただきます。FainRoomは寄川桂さんです。

2020年から小口に描いたり電動ノコギリで切り抜いたシリーズを出してきました。そちらをメインにしつつもキャンバスにも描いていこうと思っております。また、開催中には「額縁に納めたようなアクセサリー」のWSも予定しています。私のキャンバスの好きなところを切り抜いていただきパーツを選んでアクセサリーにしていただけます。日程や人数など詳細はまた後日お知らせいたします。1週と最終週を覗いた土曜か日曜の予定で、コロナも予測がつきませんので少人数を予定しております。

ご注意:お問い合わせやお申し込みはこちらでは受け付けませんのでGALLERY APAさんへお問い合わせくださいますようお願いいたします。個人的にこっそりはOKです。ご理解お願いいたします。

 

 

ご報告「アトランティスの馬」

小林広恵 個展
「アトランティスの馬」
2021年4月3日(土)~4月18日(日)
GALLERY APA MainRoom
名古屋市瑞穂区汐路町

 

もう、ここにはない土地に駆ける馬に想いを馳せる。

植物たちはまた永遠普遍。

もう無い土地の植物もまた今も手に取れる。_

そんな世界を描けたらと思います。

 

この一番小さなサイズは4点とも旅立ちました。

昨年の個展に試作を出していました木の年輪の部分(小口)に描いている。シリーズ。今年は新たに電動糸鋸で形を切り出しているものもあります。

不思議と、正方形や長方形でないほうがイメージがたくさん湧いてくれます。

馬の形に切り出したら、この馬にはこの風景、というように浮かんでくるイメージは新しい出会いでした。

冬のころから、小口を用意したりヤスリをかけたり下地を塗ったり、制作を初めていましたがなかなか筆をとることができませんでした。そのうち春になり葉や花が咲き始めてやっと筆から花が咲くように描き始めることができたのです。

APAでの個展ありがとうございました!

小林広恵 個展「うぶすな 土地を渡るもの」

2017年4月1日土曜日〜16日日曜日

GALLERY APA Main Room(名古屋市瑞穂区)

 

お越しいただいた皆様、応援してくださった皆様ありがとうございました。

また、中日新聞の美術欄に掲載して頂きました。

ひとえに皆様方のおかげと存じます。

一人では決してできなかった展示です。

 

また、版画を教えてくださり家族で応援してくれた船戸家の皆様にたくさんの愛と感謝を。

 

 

 

入り口には手描きのカーテン。

くつろいで、ゆっくりじっくり見て頂きたかったので、かけました。また、私はキャンバスはイメージを覗く窓だと、思う気持ちがあり、そこにはカーテンがかかっていることも普通です。

カーテンが開いていれば、はっきりとイメージは読み取れ、かかっていれば閉ざされているかもしれない。いつだってちゃんと見えるわけじゃない。。けれど、風を感じることもできる。

挑戦した銅版画は雁皮刷りをしました。ほんとうになんて集中力がいるのか、、。4版二枚しかすれませんでしたが、この世にたった一枚の気持ちです^^。

 

100号も久しぶりに。公募展が年齢制限に引っかかるようになって大作はあまり描かなくなりましたが、せっかく描ける環境はあり、もうすぐ免許もとれるし、自分で運べたらよいなあ!

 

そして丸キャンバスたち!φ10cmは全員お嫁入り。ありがとうございます⭐︎

枠を知り合ったばかりの作家さんの旦那様に急遽頼んでつくって頂いたのですが、人気でよかったです。

 

◎丸いキャンバスは打楽器を演奏するバチに絵の具をつけ叩き描き、筆で起こしています。

描きたいイメージを思い浮かべ(わたしはフルカラーで結構詳細にイメージします)その世界にある音もイメージします。鳥の声、風の音水の音、葉音のざわめき、足の裏にひんやりする草の冷たさと匂いも。音を拾いマレットに込め、世界を立ち上げるように描いていきます。

マレットでキャンバスを叩く音が心音にもにていて、Beat Worksと名付けようと思いました。

 

みなさま「鳥はいたのか」(写真右から2つめ)の前で立ち止まってくださいました。

写真一番右の「呼吸をととのえて。」が好きだと言ってくれたお客様も多く、喜びと励みに満ちた個展になりました!

個展初日は雨で、春とは思えない冬の寒さで、ちょっとさみしい感じだったのですが、個展が終わる頃には春本番の暖かさになり、桜もようやく咲いて、ギャラリーの近くの山崎川も見頃となり

お客様の足も伸びてほっといたしました。。

 

いつでもなんでも大騒ぎするわたしも、ぐっとこらえてよいものをできるのを待つことだったり

多くの関わりの中で自分にできないことの多さを知り、お願いして任せることの心強さだったり、

を学んだ日々となりました。

スケジュールを詰め込みすぎて時間がなく、教習所の仮免試験の勉強をギャラリーでスタッフのあやめさん監視付きでやってたことはここだけの話。。

 

 

小林広恵個展「うぶすな 土地を渡るもの」4/1~4/16

小林広恵 個展
「うぶすな 土地を渡るもの」
4月1日土曜日〜4月16日日曜日
11:00~19:00(最終日は17:00まで) 定休日:月曜日・祝日の場合は順延
GALLERY APA Main Room
名古屋市瑞穂区汐路町1-14 2階
4月1日土曜日16:00よりささやかなオープニングパーティーを開催いたします。

 

個展のお知らせです。今年もアパさんで個展の運びとなりました。

タイトルの「うぶすな」は産土、産土神、などと書きその土地の神様で氏子とはまた別のものです。

その土地の植物、その土地の水、作物、空、空気、匂い、、、その土地でしか感じられない美しさと、

足のシリーズで描いてきた生き物、旅をする馬シリーズで描いてきた馬、さいきん惹かれている鳥たちと、土地を渡っていくものを対比させてタイトルをつけました。

 

植物はいろんな種や亜種が入り混じり共存し多種多様にからまりながら生えているさま、

互生、双生などの葉っぱの生え方、

強い風に吹かれ続けて曲がった樹、

トンビは高く舞い上がり旋回し、海鴨は隊列を組み同じ呼吸で飛び風にあおられ、カモメは休む。

 

私は漂う空気みたいになって、それらを楽しむように描きました。

制作中!

 

 

以前はたくさん読んだ小説たちの物語が混ぜられていたのですが、自然のままの物語に変容して行っているかと思います。ただある生き方の物語みたいな。

一昨年の暮れに筆が止まり、もう心に従うしかなくて昨年は自分の絵を壊しまくりました。壊すって表現が強いですが、表現への問いをし、ひとつひとつ心をあたっていくような、クロスワードパズルを解いていくような楽しさがありました。

 

いつもは写真を撮ってきていくつか資料にしてイメージを固めてから描くのですが、

滞在制作やライブペイントで短い時間でものをとらえたり、

抽象的にまで分解したり、

マレットに絵の具をつけて叩き描き、そこからみえてくる風景をとらえたり。

旅をする馬のシリーズもでてきました。描きかたが3通りくらいになって、作風もバラバラにみえたと思います。それは今では必要な破壊だったと感じています。

やがて自分の問いに対する反応や、自分自身への答えみたいなものがうっすら見え初めてきました。そして今回の個展はすこしまとまっていればいいなと。

いつもじぶんは何を描きたかったのか、後から振り返って、そうか。そういうことか。

と、思うことばかり。

絵はフィクションの物語を作れるのに、嘘をつけなくて、絵から教えてもらっては自分に優しく納得しています。

そんな自問自答の作品ですが、植物や風景へ美しさへの想いはたっぷり込めておりますので、お楽しみいただけたらと思います。

お時間ご都合つきましたらご高覧ください。

2017年1月2月のお知らせ。追加あり。

1.2月のお知らせ。
1/28sat〜2/12sun  APA BEST10 vol.1 GALLERY APA 作品展示
4月にはアパさんメインルームで個展です〜〜!
1/29sun       0contact百火繚乱
鶴舞KDハポン 
18:00open/18:30start
¥2000+500(1D)ライブドロー
めっちゃ本気です!!柴山健一(git.)さんと!

0contacthyakka

2/4.5.11.12  つなぐ・つながる〜アートで楽しむ笠寺〜
旧荒川金物店(名鉄本笠寺)作品展示

笠寺観音さんの玉照姫は縁結び。
素敵なご縁でアートから繋がっていきますように。
私は展示のみですが、ちょっと見逃せないメンバーたちののダンス!そして
商店街に散らばる壁画の作家たちによるイベント、
せをはやみのmusic Liveもとーっても楽しみ!

ダンスイベント、アートイベント、音楽イベントどれも見逃せない!

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2/4 鶴舞KDハポン ライブにて展示
Akira さんのバンドのライブ!夜なので笠寺からのハシゴもあり!
【 Luke water volume. 1 】

||||–音楽ライブ×画家たちの展示イベント–||||

名古屋を拠点に活動されている3組のポストロック、エレクトロニカ、フォークトロニカの匂いがするバンドのライブ演奏。

そして、全く毛色が異なる4人の画家たちによる展示イベント。

at K.D. ハポン
Open 19:00 Start 19:30
¥1.500 + 1drink

 

2/26 大瀧ヌーレコ発ライブ 今池TOKUZO
衣装に関わらせて頂く予定です!ヌーさんの音楽とーっても素敵なのでぜひ!

シンガーソングライター大瀧ヌーが初のバンドレコーディングによるフルアルバムを発売。

記念すべきリリースワンマンライブを名古屋今池の名ライブハウスTOKUZOにて行います。

2017.2.26(日)
大瀧ヌーレコ発ワンマン
「CINEMAS」@TOKUZO
(‪名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F‬)
18:00open/19:00start

ticket
前売¥2,500/当日¥3,000
(各プレイガイドにて発売中。取り置きも承ります)

出演 大瀧ヌーband
映像 .tt

 

はい!今年ももりもりです!
どうぞよろしくお願いいたします〜。

個展「苔の時間」終了いたしました。

個展「苔の時間」に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。

一月にわたる期間に本当に多くの方々にご来場いただき感謝しています。

苔の時間というのは、会場に置いてあった苔の2年間分の伸びた長さ、自然の荒波のなかでもまれた剥がれ落ちた苔のわずかなとき、2年間に私が出会った人々との時間を込めた、そんな想いの時間です。

これからも人の出会い、大切な瞬間との出会いを大切に胸に抱えて過ごして生きたいと思っております。

今回の作品は、岐阜県山県市を舞台にした作品がほとんどでした。昨年夏に訪れて以来毎月のように友人たちとかけがえのない時間を過ごし、至らない未熟な自分への感情や人生の鬱屈など洗い流したようなすがすがしい時間でした。

それとともに作品の変化もありました。いろんな方と出会って自分が変わりたいと願って、変わらないはずがないと思います。昔から知ってくださっている方、新しく出会い私の作品が初めましての方から反応様々に頂戴いたしました。

そして、滞在制作の面白さに気づき、これから一つの夢として国内外各地でこのようなアーティストインレジデンスに参加していけたらという想いが生まれました。

それについても厳しいお言葉を頂戴したり、作家を取り巻く環境についての反省多々ある辛いお言葉も拝聴いたしました。いただいた言葉を素直に受け止めこれからも精進してまいります。

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上の写真は山県里帰りの山口晋一さんに撮っていただきました。

石を会場に置くと、きちんと場になります。

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躊躇なくお面をかぶってくださった皆様。ありがとうございます!!

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嬉しいことに思った以上に作品が旅立っていきました。

自分の描いた絵が売れるって不思議です。自分でもよく作家さんの作品を購入いたしますが、その時選んだ楽しい感情まで想いだせこの世にこの出会いはなかなかない、という嬉しさを感じます。

そんな想いを、私の描いたもので抱いてくださるなら、本当にすごいことだと!!!

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作品には神崎川の剥がれ落ちた苔や、川底の砂を使っております。

油絵には1940年代ごろからマチエールに砂、ガラス、アスファルトなど使う技法が使われているようです。受験生時代からサンドマチエールを使ってきた自分にはとても当たり前のことなのですが、非常に珍しがられました。とれちゃわないの?変色しないの?などなど。油絵の具を使用しているので、ゆーっくりゆーっくりこってりした味わいには変化していきますよ。

メディウムも絵画ように作られたものですから、そうそう大丈夫かと思います。

作品についていただいた一番嬉しかった言葉は、作品から音が聞こえる。と仰っていただいたこと。ご来場くださった方はおわかりかと思いますが、タイトルにも音が多く使われています。これは制作場所である山県市北山地区に流れる神崎川と円原川の川の音です。ずーっとずーっと聞こえてきて初めてここで宿泊した時は、ここで生まれ育った方は川の音だけで故郷かわかるのではないかと夢想しました。

それほどずっと聞こえておりますが、北山小学校から円原の上流にある五位神社まで歩いた時、伏流水まで来ますとぴたりと音が吸い込まれ消えていきます。そのかわりキツツキやサルの鳴き声がはっきり聞こえてきたり。

反対に神崎川の上流にいきますと、ゴロゴロの滝があります。ここへ岩に座って眺めていますと重低音の滝が深く潜る音が混じって聞こえてくるのです。

清かな風の音も伝わったら、朝の潤ったつめたい温度も伝わればいいな、と、これからも作品作りしていきますので応援どうぞ宜しくお願いいたします。

 

次の展示や活動のご案内

6月19日日曜日クリエーターズマーケット ブースA-7 いしつむ

6月26日日曜日0contact雨天決行! 鶴舞KDハポン ライブペイントのイベント主催しております!

7月6日水曜日〜7月11日月曜日 ギャルリーくさ笛「Bounding Stones展」名古屋栄

8月7日日曜日 とだがわこどもランドにてWS「魔法使い見習いの筆づくり」

8月12日金曜日 鶴舞KDハポン expression PowWow アートワーク出演

10月4頃 覚王山 tane 「Mis Mush Soup 展」詳細後日

 

個展「苔の時間」のお知らせ

 

個展のお知らせ

小林広恵 個展「苔の時間(とき)」

時:2016年5月11日水曜日〜6月5日日曜日 11:00~19:00(最終日は17:00まで)定休日、月曜日

場所:GALLERY APA Fine room

名古屋市瑞穂区汐路町1-14 2階

地下鉄桜通り線 桜山下車 徒歩8分

ブログ、アパってこんなところ!

基本 CMYK

 

Hiroe Kobayashi solo exhibition

11,May,2016~5,Jun,2016 open:11:00~19:00(last day~17:00) close:Monday

GALLERY APA Fine room

1-14 sioji-cho ,Mizuho-ku, Nagoya-shi,Aichi,Japan

subway:sakuradori-Line “SakuraYama” you need work 8mini.

 

2012年ぶりのアパさんでの個展となります。メインルームの隣にあるスペース。メインでは柳本美帆さんの美しい器の展示が開催されます。

今回の作品のほとんどが岐阜県山県市の北山という地区で滞在制作によって描いています。

その土地の水、河原の砂、剥がれ落ちた苔をそのまま画材として使用した作品もあります。

振り返ってみますと、私の作品は身近な緑をテーマにしておりますが、同時にここでなら死んでもいい、という風景を立ち上げるように描き造っているようです。この世とも思えない美しい風景を求め、かつ、自分の死に場所は美しいと信じたい、欲求。

それも、現実にみた風景と、イメージの中で沸き起こる風景と。

この二つのフィクションが私の作品を構成しているかとおもいます。

 

強いイメージに支配され、平面に実現してきた20年、画業を通して、最近ではライブペイントのイベント0contactも主催し、そのなかで削ぎ落とされたなにか、そしてイメージを打ち破る、人との関わりの中で見つけていくことにも挑戦していこうとしています。

 

そんな変化に満ち、自然への畏敬を込めた「苔の時間」をご覧いただけたら幸いです。