ご報告遅くなりましたが、9月9日、10日とハイカラ第一回公演「まどろみの日々/f」
鶴舞KDハポンに美術として出演いたしました。
鶴舞KDハポン 2016.9/9①20:00〜 9/10②16:00〜 9/10③20:00〜
出演
加東サユミ
児玉直子
真都山みどり
辻村瑛子
美術
小林広恵(ゲスト、①と③に出演)
音楽・演奏
ハイカラ四人姉妹
モノローグで進められていくお芝居、NYにいる設定の瑛子さんの映像、コンバスとピアノの生演奏、みどりさんのスライドショー、あのとき、あの言葉、あのきっかけ、まどろみのなかで思い出される風景や言葉、音楽、街の雑踏のなかで揉まれて忘れ去られていく日々、大切な想い。
美術として出演!?
疑問におもわれますよね、普通は美術は公演の前に仕上がっているもの。
しかし、パフォーミングアーツのひとつとして、演劇のお芝居が進んでいく中で製作していき、3回公演のうちに仕上がっていく、という、美術によって移り変わり蓄積していく時間を感じる背景、そしてそれを作っていく様もまた美術の背景の一部としてお楽しみいただけていたら幸いです。
私は3回公演のうちの2回の出演でした。
1回目は街がオーダーでしたので、治水工事などのライフラインをイメージして、そして僭越ながらみどりさんにはコンクリート、さゆみさんには緑を、直子さんには海を御願いしていました。
3回目に私は電気工事と称して、百均で買ってきた電飾なども追加していました。
街に灯がともり、まどろみも夢のなかへ。。
役者さんが主役のため、絵の具を使うことを躊躇しました。私以外の出演者も描くということでしたのでチューブから絵の具を出し、筆に絵の具をつけ、描き筆を洗う、、けっこう動きが多い上に、水を使うしすぐさま乾かないので、よける、などさらに余分な動きや、お芝居に集中できない状況になります。のり、ハサミなどもそう。
丸シールやマスキングテープ、安全ピンなど、あまり考えなくても手元がおろそかになっても放り出しても転ばないものなどを使い、絵の具を使わないドローイングを目指しました。だいぶ絵画教室の脳みそも素材も使用しました!オブジェクトドローイングとでも名付けようかしら!?
こういったオブジェクト使うアイデアは自身が主催するライブドローイングのイベント0contactをやっているおかげです。様々なお話をいただけるようになって幸せ者です。
こうやって演劇に関われたこととても嬉しく、お誘いくださった真都山みどりさんには特に感謝申し上げます。みどりさんは、なんと次の0contactに出演が決定しております!本業は音楽家ですが、ヴォイスパホーマンス、ダンス、演劇、表現というくくりで描くことにもチャレンジしてくださいます!!
さゆみさん、直子さん、映像の久保田さん、芋くん、ハポンのモモジさん、ありがとうございました!!